NEW 寄居発 – 里山速報 No.27

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目次

アキアカネ復活に向けた調査結果と考察

前号では、水田でのアキアカネの復活に向けた当会の活動について紹介しました。今年度他団体の水田をお借りして、復活に向けた試みを行いまいsた。あまりうまくいかなかったのですが、色々と情報が得られましたので考察を交えて報告します。

減少の原因

先ずアキアカネ激減の原因について、これまでに提出されているいくつかの説を紹介します。

現在最も支持されているのは、ネオニコチノイド系農薬主因説です。これは、上田哲行博士など複数の専門家によって提示されているもので、マスコミでもしばしば取り上げられています。上田博士はアキアカネの激減傾向が過去10年くらい前から目立ってきたこと、その頃から農薬散布方法が育苗箱に撒く箱施薬が普及したこと。その農薬として用いられる浸透移行性の農薬、とくにネオニコチノイド系のものは、アキアカネに大きな影響を及ぼすことが実験で確認されたこと、ネオニコチノイド系殺虫剤を使ってない地域では、アキアカネが激減していないことを根拠に挙げています。このネオニコチノイド系農薬は、世界的に生じたミツバチの大量消減の原因としても疑われています。そのほかの主な説として、温暖化説と中干し説があります。

近年の温暖化は、寄居町でも以前は見られなかった南方系の昆虫が、普通に見られるようになったことからも実感するところです。アキアカネは暑さに弱いため、夏の暑さを避けるため、羽化後高地へ移動するというのが定説になっています。温暖化による高温障害がアキアカネに生じ、減少させているのではないかという説です。しかしこの説に対してのデータは提示されていません。可能性としては否定しませんが、アキアカネの主な発生場所は水田ですので、水田に何か問題が生じたと考えるのが妥当でしょう。

中干しというのは、田植え後1ヶ月ほど経過した時に、亀裂が生じるほど水田土壌を乾かし、イネの分けつなどを促進するために行うものです。寄居の場合、中干しはアキアカネが羽化を終えた7月中旬頃ですので、中干しの影響はありません。しかし、羽化前に中干しが行われる地域では、大きな影響があると思います。とはいえ、昔から中干しは行われてきましたので、10年前からの急減の説明にはなりません。

新井の説

私の説は、乾田化と田植え時期(水入れ時期)が遅いためというものです。私たちは当会の発足前から田んぼ作りに取り組んできました。従って田んぼ作りは25年の経験があります。田んぼ作りを行った場所は、桜沢地区、牟礼地区、今市地区、用土地区で、完全無農薬か除草剤のみしようしました。いずれの場所も乾田で、水入れと田植えは6月上旬~中旬でした。しかし、これまで一回もアキアカネが羽化した田んぼはありませんでした。もちろん、秋にはたくさんのアキアカネが産卵に訪れますので、卵が産んであるのは確実です。アキアカネは卵で冬を越し、4月末頃から孵化が始まり、6月中旬~下旬に一斉に羽化します。しかし、寄居町の田植えは6月上旬~7月上旬に行うのは一般的で、アキアカネが羽化する頃になって、やっと田んぼに水が入るというのが現状です。これでは、卵が孵化できず干からびてしまうことでしょう(卵は春までの乾燥には耐えますが、土がカラカラの状態では、6月までは無理だと思います)。昔から田植えは梅雨期に行われており、現在では昔より田植えが早まっています。にもかかわらず、昔の田んぼは水はけが悪いため卵は乾燥から守られ、遅い田植えでも問題がなかったのだと思います。しかし現在の田んぼは暗渠排水設備が整えられ、田植え時期までカラカラの状態が続くのが一般的です。

たとえ、孵化時期に雨で水がたまり、アキアカネの卵が孵化したとしても、すぐに水が引いてしまいますので、付加したヤゴは生きることができません。実際牟礼の田んぼで、春の雨のあと調べたところ、アキアカネが孵化することを確認しました。一方、寄居町でアキアカネが羽化する田んぼを調べたところ、全ての田んぼが水入れと田植えが5月上旬に行われていました。このことから、5月上旬に水を入れ、農薬を使わないで栽培すればアキアカネは復活するとの確信を持つに至りました。

しかし、この説は新潟など豪雪地域では当てはまらないでしょう。さらに、10年くらい前からの激減を説明できるものではありません。アキアカネの激減要因は多様で、主因は地域によって異なると考えるべきです。そのため、その復活に向けては地域ごとに対策を講ずる必要があるというのが私の考えです。

今年の試み

当会がお借りしている用土地区の6月湛の田んぼでは、水利権の関係で5月上旬に水を入れることが不可欠だということが分かりました。そこで、今年は水利権の問題がなく、自由に水を入れることができる場所にある田んぼで、しかも無農薬栽培で栽培している田んぼを探しました(周辺の田んぼの水が流れこむ田んぼでは、農薬汚染の可能性がありますので、周辺の田んぼから隔離された田んぼでないとダメです)。幸い東松山市で活動している市民団体と、小川町の有機栽培農家の田んぼが、その貢献を満たしており、全面的に協力してくれることになりました。すなわち、5月上旬までに田んぼに水を入れ、農薬を使用しない栽培です。これらの田んぼでは、前年の秋にアキアカネが産卵していることを前提にしています(確認していませんが、前年秋に多数のアキアカネが見られたことと、産卵に必要な水溜りができたこと、今年の秋には両方ともアキアカネが産卵していたことから、昨年も産卵されていたと見て良いでしょう)。

結果

調査の結果、小川町の田んぼでは全く羽化が認められませんでした。東松山の水田では、数頭のアキアカネの羽化と、オオアオイトトンボが僅かに羽化しました。しかし条件を満たした割には羽化個体数が少なすぎます。湛水後時々ヤゴをはじめ水中の生物を調べたところ、毎回生物相は極めて貧困でした。とくに羽化直後のエサとなるミジンコが極めてわずかでした。このことから、私はエサ不足が原因ではないかと考えています。

提案

以上の結果から、アキアカネと共存する田んぼ作りとして、以下の提案をします。

農家ではこのような提案を満たすのは、難しいと思いますので、NPO等市民団体が耕作している田んぼや、公園等公共機関が管理している田んぼで試していただきたいと願います。これまでアキアカネが発生しない田んぼで試み、発生するようであればこの方法の有効性が実証されます。発生しないようであれば、別の対策を考えなければなりません。

赤とんぼと共存する田んぼ作りを目指しておられる皆様のご協力をお願いします。

  • 稲刈り後の田んぼに水を引くか、バケツで水をまくなどして、産卵場所となる水たまりを作る。
  • 水入れは5月上旬までに行う(卵が孵化する時期に合わせて水を入れる)。
  • 殺虫剤は使わない(使う場合には赤とんぼへの影響が少ないものを選ぶ)。
  • 中干しは7月中旬移行に行う(赤とんぼの羽化を終えてから)。
  • わらや牛ふんなどの有機質肥料を施し、ヤゴの餌となるミジンコを増やす。
  • 春に荒起こしする(孵化時期に一時的な水溜りができないようにするため)。
  • ブロックローテーションを行う場合には、稲作を2年続ける。

資源循環工場について

千葉県在住の旧知のトンボ仲間から、ヒメアカネのビデオ撮影をしたいので、寄居の産地を案内して欲しいとの連絡がありました。ヒメアカネは千葉県ではほとんど見られないとのことです。ヒメアカネは湿地に住む小型の赤とんぼで、埼玉県でも少ない種類ですが、寄居ではトンボ公園や休耕田で見られます。

比較的多数みられた折原とんぼ公園へ下見をしたのですが、草が茂りすぎたためか個体数は少数でした。そこで、同じ折原地区の休耕田へ足を運びました。ここは数年前におびただしい数のヒメアカネが見られた場所でした。ところが、休耕田は以前のようにあったのですが、ヒメアカネは1匹も見えませんでした。完全に乾燥してしまっていたためです。

乾燥した原因は、そのすぐ上に大きな調節池が造成され、地下水が休耕田に来なくなったためだと思われます。この調整池は埼玉県環境整備センター(県営最終処分場)とリサイクル工場群の敷地内に造成されたものです。「彩の国資源循環工場」のホームページを開いたところ、下のような図が出ていました。この図にある左部分の第二期常時事業とあるのが該当の場所で、防災調整池が休耕田の上に作られた池です。工場用地には、建設中の工場群やメガソーラーパネルが設置してあり、第一期事業地区と合体する広大な敷地になります。

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実は27年前にトンボ公園作りを始めたきっかけは、おりはら地区にゴルフ場計画が持ち上がったことでした。その折原地区にこのような県営の大規模開発が行われている現場を見て、私は大きなショックを受けました。

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資源のリサイクルは大切なことですし、ゴミの処分場も必要なことです。でも私たちの知らないうちに、このような大規模開発が行われていることにショックを受けた次第です。もちろん、広報などで二期工事のことは掲載されていたので、全く知らされていない訳ではありません。一気工事の時は反対の声も聞かれたのですが、二期工事に関してはほとんど問題にされなかったようです。

さらに違和感を持ったのは、調整池のそばに右のような写真の看板が立っていたことです。中に立ち入ることはできませんので、どこにビオトープができているのか、何が生態系を保護する工事7日わかりませんが、ビオトープが開発の免罪符にされているような気がしました。

知人が書いた本の紹介

宇根豊氏が「生きもの語り」という本を家の光協会から出版されました(191ページ、1,300円+税)。

本書は2014年4月から半年間「日本農業新聞」に連載されたものを加筆修正したものだそうです。彼のこれまでの著作は理屈っぽいものが多かったのですが、本書は春夏秋冬季節に合わせ、田んぼの生きものに視点をおいて綴ったエッセイ風のものです。気楽に読めますし、短い文の中に共感したり、ハッとさせられたりすることもありお勧めです。

でも宇根さんのような感性を持つ百姓が、農業を続けることが益々困難な時代になるような気がします。私も生き物との触れ合いだとか、赤とんぼとの共存だとか行っていますが、時代遅れのようなきがしてきました。これからの時代、話し相手はロボット、作物は人口照明の工場で生産されることでしょう。だからこそ、宇根さんにこれからも頑張って欲しいと思うのです。無駄な抵抗だとは思うのですが、抵抗をやめたら流されるだけで悔しいですから。

コウノトリの野生復活運動に思う

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千葉県野田市でコウノトリの野生復活に向けた新聞記事が出ていました。ご覧になった方も多いと思います。マスコミでは好意的に扱われているようですが、私はちょっと疑問を持ちました。

たしかにコウノトリが大空を羽ばたく光景が見たいと思いますし、夢も大きい試みです。しかし、コウノトリが生息できるような環境が整ったとは思えないのです。現在の田んぼは生き物がとても貧困です。アオサギやコサギなどがやっと生息できる状況ではないでしょうか?そこへ、コウノトリのような大型の捕食性のトリが人の手によって移入されたら、これまでなんとか維持してきた食物連鎖が断ち切られ、既存の生き物が影響を受けるのではないかと危惧するのです。

シンボル生物を用いて自然再生を訴えるという手法に異論はありません。それはトンボやホタルなど比較的生態系の下部に位置する生物から行うべきではないかと思うのです。いきなりコウノトリというのは無謀ではないでしょうか?みなさんはどのように思われるでしょうか?

NPOの設立承認について

当会の後継団体として新たに「NPO法人ノア」立ち上げを準備してきましたが、このほど法人として埼玉県から認証されました。今後障害者のグループホームの開設準備を進めるとともに、当会が解散したあとの受け皿として活動を引き継ぐつもりです。とはいえ、福祉を活動の中心とします。

同封のお米について

今年で田んぼ作りを終えることにしました。ほんのすこしですが、みなさんと収穫の喜びを分かちあうため、お米を2合分同封しました。白米は7分づきですので、少し黒っぽいです。黒米は1合のお米に小さじ1灰くらいを混ぜてとぎ、普通に炊いてください。お赤飯になります。お米はいずれも無農薬無化学肥料栽培で、天日干しです。

今年で田んぼ作りを止める理由は、作業が大変だからです。とくに用土の空家が借りられなくなって苗作りが困難になったことと、手がなく除草作業が追いつかなくなったためです。苗を購入し、除草剤を使えば継続可能なのですが、やはり自分たちの手で、無農薬でやりたいので、それができなければ止めるという洗濯をした次第です。

ノアの営業について

今年4月から10月までの7ヶ月間の喫茶店ノアの営業成績は、来客総数2,846名、収入約111万円、支出約121万円という状況でした。あいかわらずの赤字経営を余儀なくされていますが、なんとか3月まで頑張りたいと思います。4月以降どうするかについては、11月にスタッフの意見を聞いたうえで、理事会に諮って決めることにします。

オーガニックフェスに参加しました

11月8日(日)小川町の伝統工芸会館で行われた「小川町オーガニックフェス 2015」に出店してきました。

私はこの種のイベントは好きではないのですが、実行委員会から誘われ断りにくかったことと、小川町の有機農産物生産者グループの動向に関心があったので参加することにしました。

当日は朝からあいにくの雨で肌寒い日でした。屋外で行われるイベントですので、来場者は少ないと思っていたのですが、朝から多数の方が見え盛況でした。主催者の方に聞いたところ、天気だったら245号線が大渋滞するのではと心配していたので、雨でむしろ安堵したと言っていました。

今回がまだ2回目で、伝統工芸会館での開催は初めてだということですが、これだけ集客できればたいしたものです。町内の新聞に折り込みチラシを入れたとのことですが、車のナンバーから小川町以外からも多数参加されているようでした。

このイベントは、小川町で有機栽培している農家が中心となり、NPO法人が企画しているようです。会場にはそれぞれ、有機農産物やそれらを加工した食品が展示販売されるとともに、私たちのような環境保全団体のコーナーがあり、多くのアーティストが野外ステージで歌とトークを披露していました。大変な賑わいで和やかな雰囲気の中で行われたイベントでした。

今後継続的に行われると、来客数は年々増大すると思われます。ただし、駐車場係や会場の設営、準備など相当の労力がかかることでしょう。大事なことはこのイベントを足がかりに、いかに地域づくりやネットワークを確立するかです。気掛かりだったことは、小川町で活動している環境保護団体のいくつかが参加していなかったことです。色々な考えの違いを認め、それを乗り越えて大きなパワーとなるのか、今後の動向が注目されます。

私たちは酵素ジュースや健康茶の試飲をとおして、カフェギャラリー「ノア」のPRをしました。飲み物は概ね好評で、発酵や健康への関心が深いことを知ることができました。また、会場で寄居町の地域づくりに関心を持つ方と話す機会もありました。より芋以前は若者が名水シンポジウムを開催したり、トンボ公園を作る会がとんぼ公園祭りや音楽祭を開催するなど勢いがあったのですが、最近は元気を失っているように感じます。

とはいえ、まだまだやる気のある人はたくさんいます。寄居には小川町にはない観光資源もあります。寄居も小川に触発され元気を取り戻したいものです。そして小川と寄居の市民グループが結束して、より広域的な地域づくりに発展できればと夢が膨らみました。今回のイベントから私は元気がもらえたことに満足し、帰路につきました。

来年の第27回全国トンボ市民サミットは和歌山で開催!

今年の7月に兵庫県たつの市で行われた第26回全国トンボサミットで、来年のサミットは和歌山県で行うことが決まりました。

詳細が決まり次第お知らせします。なお、これまでのサミットの概要と今年度のサミットの詳報はトンボサミットのホームページで公表しています。とくに、今年度の様子が動画で見ることができますので、関心のある方は覗いてみてください。

サイサン環境保全基金の助成が決定!

このたびサイサン環境保全基金に申請していた助成金がとおりましたので、トンボ公園や当会のフィールドの生物調査をとりまとめ、来年3月に報告書として公表することになりました。

申請書に添付した申請理由は下記のとおりです。

里山の自然が交配していますが、その大きな原因となっているのが耕作放棄農地の拡大です。里山は生活資材を売るための薪炭林(雑木林)や食料を得るための農耕地により構成され、薪炭林の意地に向けての下草刈や伐採、農作物を得るための水田耕作や灌漑用水を確保するためのため池や用水路が整備され、それらの場所に生物が生息し、多様な生態系が保たれてきました。しかし、今日では長年にわたる減反政策や水田耕作者の高齢化、農業後継者不足などにより、全国的に水田が減少しています。それに伴い、水田に依存する赤とんぼやホタル、変えるなどの水生生物が急激に減少しています。当会の代表である新井らにより1989年に「寄居町にトンボ公園を作る会」を設立し、耕作放棄水田を活用したトンボ公園作り(ビオトープ作り)に取り組んできました。さらにその活動を拡大するため、新井は1999年に「NPO法人むさしの里山研究会」を設立し、耕作放棄農林地の活用をとおした生物多様性保全活動に専念して来ました。

今回助成をお願いするのは、トンボ公園等耕作放棄水田を活用した水辺ビオトープにおいて生物多様性保全効果を検証し、その結果を印刷物として関係機関に配布して参考に供することを目的としています。

ここ30年程の間に里山保全に関する関心が高まり、ビオトープ池も各地で造成されています。しかし、その結果どのような生物多様性保全効果があったのかを検証し、その情報が公開されている事例は極めて僅かです。生物の営みは多岐にわたり、その保全に関しては多くの情報を集積し、その情報を共有化することが必要と考えます。今回報告する「末野とんぼ公園モデル地区」は今から28年前に造成したもののです。また最も新しく造成した「田んぼ生き物公園」も造成から10年以上経過しています。このような長期にわたり、生物がどのようになってきたのかを記録し、その記録を共有化することは極めて重要で価値のあるものと確信します。とはいえ、当会は生物調査のみを行ってきたわけではありませんし、多くの分類群の専門研究者を擁している訳ではありません。このため、調査結果としては断片的で、一部の分類群の調査に過ぎませんが、不十分であっても結果を公表することは、ここまで活動を支えて下さった会員や支援機関に対する責務と考えます。報告書は専門家に向けた学術書ではなく、里山の生物多様性保全に感心を持つ市民団体や行政機関の参考に供するものです。このため、カラー写真や図を多く盛り込んだビジュアルなものにしたいと考えます。このため、印刷費がかさみ自己資金のみで印刷することは困難であり、ぜひとも貴基金の助けをお願いする次第です。報告書の調査フィールドの一つである「ビオトープ実験池」は以前基基金の助成により造成したものです。作りっぱなしではなく、その結果がどうなったかを報告するものでもあります。

今回の報告書の概要は以下のとおりです。

報告書タイトル:耕作放棄水田を活用した水辺ビオトープ調査報告書

  1. 新井 裕:調査フィールドの概要
  2. 内田正吉:水辺環境の直翅類―その保全のための一試論
  3. 宮内博至:ビオトープ実験池の甲虫、カメムシ類
  4. 宮内博至:男衾トンボの里公園の甲虫、カメムシ類
  5. 新井 裕:3ヶ所のトンボ公園のトンボを中心とした水辺生物の生息状況調査
  6. 新井 裕:田んぼ生き物公園の動植物調査
  7. 新井 裕:水辺ビオトープの管理と活用

編集後記

前回の速報の発行から半年も経ってしまいました。こんなに発行期間が空いたのは初めてのことです。大変申し訳ありませんでした。色々な事に追われ、現行を書くゆとりや気力がなかったためです。年内にもう1回発行するつもりです。目下報告書のとりまとめを始めたところです。助成金を頂いた事業は、3月末までに事業の成果報告書や決算書を提出しなければならず、気が向かないからとサボってはいられません。

暖房が必要な季節となり、虫たちの姿もめっきり少なくなりました。こんな寒さの中でツマグロヒョウモンの姿を見かけます。夏の虫たちはとっくに、姿を消しているというのに不思議です。寒さの加わる中、必死で生きているのは、子孫が残せるかどうかわからない異国の地で、自分だけでも生き残ろうと頑張っているのでしょうか?

これからは日増しに寒さが加わり、日も詰まって来て慌ただしい気分になります。

暖冬傾向にあるとはいえ、冬の寒さは辛いですね。インフルエンザもはやるきせつです。どうぞ皆様ご自愛ください。(Y.A)

NPO法人 むさしの里山研究会

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