NEW 寄居発 – 里山速報 No.17

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目次

総会の開催について

総会は以下のとおりですので、ご出席のほどをよろしくお願いします。
24年度の事業報告はこちらのとおりで、25年度も事業内容にかわりはありません。
NPO法人の解散についての議決は来年の総会で行います。

日 時 2013年6月1日(土)午前11時~12時
場 所 ノア2階
議 題 1.平成24年度事業と決算の承認
2.平成25年度事業計画案と予算案の承認
3.活動場所からの撤退について
4.その他

フィールドの昆虫調査について

ビオトープ実験池、田んぼ生き物公園、キノコ山(雑木林)、ノア裏山(竹林)など
私たちのフィールドとして使わせて頂いている場所にはどのような生き物がいるのか、管理や整備した効果があったのかを検証するため昆虫を指標として今年と来年調査を行います。

外部の専門家に依頼するお金はないので、当会会員の中から昆虫に詳しい方にお願いすることにしました。調査を買って出て下さった方宮内さん(甲虫他昆虫全般)、内田さん(バッタ他昆虫全般)、南部さん(ハチ)、多留さん(地衣類、トンボ)新井です。

調査は原則として、毎月第2土曜日に行います。また、あわせて町内の3か所にあるトンボ公園のトンボと植物について、作った当時と現在の状況を比較します。この植物調査には前回と同様高橋さん(がして下さるそうです。)にお願いします。調査の結果は来年度中に報告書として公表する予定です。

田んぼまるごと体験教室について

4月末で募集を締め切った結果、今年は8組の家族や団体が参加することになりました。8組のうち会員は2組のみです。籾蒔きが終わりましたので、今後、草むしり、肥料撒き、荒起こし、代かきなどの作業を経て6月7日に田植えを行う予定です。

平成24年度の事業報告

1 事業の成果

平成24年度はカフェギャラリーの運営に主力をおいた結果、来客数は2千名を超え、コミュニティの場としての目的が達成できた。ギャラリーの運営費として100万円を超える赤字となったが、寄付金により赤字分を補填することが出来た。しかし、次年度も多額の寄付が集まるのか未知であり、非営利活動としてカフェギャラリーを運営していくための経費の調達が課題となった。普及啓発活動として里山体験プログラムを19回行い、300名以上の人々に里山の素晴らしさを伝えることが出来た。

2 事業の実施にかんする事項(平成24年4月1日~平成25年3月31日)

(1) 特定非営利活動に係わる事業

定款の事業名 事業内容 実施日 実施場所 受益対象者の
範囲及び人数
支出額
(円)
環境保全に関する普及啓発 里山体験プログラムの開催
(20回企画し、雨のため1回中止となって19回実施)
4~3月 寄居町
(田んぼ生き物公園ほか)
会員・近隣居住者 368名
参加
138,883
福祉施設等で生産した物品の受託販売 障害者作業所の支援のため、3か所の作業所の授産品をカフェギャラリーノアで販売 4~3月 寄居町
(ノア)
近隣の作業所 3施設 31,021
農産物等の頒布 荒廃農地を復元した畑で生産した野菜を希望者に頒布
除草は障害者施設に委託
4~3月 寄居町
(ノア)
近隣住民   119,126
カフェギャラリー「ノア」の運営 飲食の提供を行うとともに、展示会、絵画教室、ギター教室、子育てサロンを開催、地域住民によるオープンガーデン作 4~3月 寄居町
(用土)
近隣住民 約2300名利用 3,748,236
トラストによる優良な土地の確保 購入予定地がないので、募金活動は行わなかった 4~3月 寄居町
(事務局)
なし 0 0
公的施設の管理運営事業 該当なし なし なし なし なし 0

5~7月の里山体験プログラムについて

7月までの里山体験プログラムは以下のとおりです。参加のお申し込みやお問い合わせは、ワンダースクールの太田さんまでお願いします。但し全てのプログラムがキャンセル待ちのようです。
(TEL&FAX: 03-3921-6994 mail:s.o.wonderschool@coffee.ocn.ne.jp)

『サツマイモとサトイモの植え付け体験』

期 日 5月18日(土)
場 所 ふれあい農園(ノアに午前10時30分集合)
内 容 サツマイモの苗とサトイモ、ショウガの種芋の植え付けを行います。サツマイモは、苗とはいっても根がないので、挿し木をする容量です。畝立てもお願いします。午後生き物さがしをされる方は、採集用具などをお忘れなく。
持ち物 長靴、軍手、採取用具、プラケース、弁当、飲み物
参加費 一人1000円(1家族3人以上の家族は、1家族3000円)
雨 天 中止

『川の生き物さがしとトンボの羽化観察』

期 日 5月25日(土)
場 所 小川町の兜川(東武竹沢駅前ロータリーに午前10時30分集合)
内 容 川に入って魚や水性昆虫を採ったり、岸辺を探してトンボの羽化を観察します。天気が良ければ、アオサナエやアオハダトンボなどトンボの成虫も見られるでしょう。
持ち物 長靴、採取用具、プラケース、弁当、飲み物
参加費 一人1000円(1家族3人以上の家族は、1家族3000円)
雨 天 中止

『泥んこ田植え体験』

期 日 6月15日(土)、6月16日(日)
場 所 田んぼ生き物公園(ノアに午前10時30分集合)
内 容 手でイネの苗を植えます。一列に並んで30センチ間隔でイネの苗を泥に押し込みようにして植えていきます。全員が植え終わったら、後ろに下がって、また植えます。子どもは30分もしないで飽きてしまうのが通例です。あとは大人で植えましょう。植え切らなくても12時にはお終いにします。午後は自由に遊んで下さい。
持ち物 足ごしらえ(田植えたび、いらない厚手の靴下、脱げないようにした長靴)、採取用具、ビニール、弁当、飲み物など(両日ともノアのレストランは休みです)
参加費 一人1000円(1家族3人以上の家族は、1家族3000円)
雨 天 小雨であれば決行

『ホタル狩りと暗闇体験』

期 日 6月29日(土)、7月6日(土)
場 所 両日ともに「末野のトンボ公園モデル地区」に19時集合
内 容 ホタルの解説を聞いて暗くなるのを待ちます。暗くなったらトンボ公園を出発し、ホタルを観賞しながらゆっくり歩き、真っ暗な山道まで行きます。暗闇を体験したら元の道を戻り、20時30分頃解散します。一斉に帰らないと、車が駐車場から出せませんので、よろしくご協力下さい。自然相手ですので、ホタルが必ず見られるとの保証はありませんので、ご了承下さい。
持ち物 虫除けスプレー、長靴(運動靴でも構いませんが、長靴が無難です)、懐中電灯(ホタル観賞時には消して下さい)
参加費 一人1000円(1家族3人以上の家族は、1家族3000円)
雨 天 中止

ジャガイモの収穫体験について

ジャガイモは6月下旬から7月上旬が収穫時期です。この間、収穫体験ができます。今後の育成状況にもよりますが、1株80円程度と考えています。品種は「キタアカリ」です。好きな株を掘り取って下さい。収穫をご希望の方は、ノアのレストランホール担当者に声を掛けて下さい(ノアが定休日の水曜日と日曜日は体験できません)。

赤トンボの復活実験について

田んぼのアキアカネの復活をめざして、現在実験中です。4月中に水を入れると、ふ化することを確認するため、昨年あかねの産卵を誘致した実験たんぼに、今年の4月下旬に水を入れました。予想どおりアキアカネがふ化し、現在6~9ミリに成長しています。アキアカネの他にユスリカの幼虫(アカムシ)、カの幼虫(ボーフラ)、ミズアブの幼虫、ミジンコ、ヌマガエル成体などが発生しています。不思議なことに昨年多数発生したホウネネビは全く見られません。ホウネンエビは6月の水入れでないと発生しないのかも知れません。この実験田んぼには毎年2回井戸水を入れ、干上がらないようにしています。問題は近隣の田植えが始まる6月以降です。農薬を含んだ水が地下から実験田んぼに入る可能性があるからです。また私たちの田んぼの田植えが終わり次第、冷蔵保存してある卵をとりだし、ふ化した幼虫を田んぼに放して、その後の育成状況を調査します。

ノアのレストランについて

前号でお知らせしたとおり、ノアは来年の3月末をもって閉館となります。レストランは赤字とはいえ、お客様が増加傾向にあり、お客様からも存続の希望をたくさん頂いています。このため、移転してレストランを継続したいところですが、これまでのように空き家を無償で提供して下さる方を探しあて、かつレストランに改装する費用を調達するというのは不可能といえましょう。そこで、寄居庁舎7階に以前展望レストランがあったことを思い出し、町長に手紙で打診(町長への手紙という制度があります)しました。その結果、残念ながら厨房を使用する計画はないとの回答でした。ただし、7階をNPOに提供することは検討するそうです。折角作った厨房設備を利用しないのは、税金だと思うのですがね…………。

25年度会費納入のお願い

25年度の会費を未納の方は6月末までに納入をお願いします。5月15日現在の納入率は69%です。今年は助成金なしで運営しますので、会費が主たる収入源となります。何卒よろしくお願いします。

編集後記

新緑の爽やかな季節となり、農作業が忙しくなりました。今年は寒暖の差が激しく、私たち人間はもとより、農作物も気温変化に対応するのが大変でしょう。今年はジャガイモの花が咲くのが早く、種もみの発芽が不揃いです。また雨が少ないため、アブラムシが多発しています。無農薬栽培で一番やっかいなのは、アブラムシでしょう。手でこすりつぶして殺しているのですが、完全につぶすことが出来ず、残った虫からすぐに増えてしまいます。アブラムシ防除には、オルトラン粒剤という農薬を撒くことが多いようです。この薬剤を根本に撒いておくと、根から吸収された薬剤により、長期間効果が持続します。何メートルもある樹木にも効くということですから驚きです。私たちは害虫が発生してもあまり影響のない作物を栽培しています。このため、害虫の多いダイズやトウモロコシは作らないことにしています。しかし、ダイズは寒冷紗を掛ければ、害虫が防げるのかも知れませんので、チャレンジしてみます。同じトウモロコシでも、韓国で作られている品種は害虫がつきません。でも全く甘くなく、とても食べられたしろものではありません。日本のトウモロコシは甘くておいしいと思うのですが、韓国人からすると甘いばかりでまずいようです。食文化の違いでしょうね。次号は7月に発行する予定です。今夏は猛暑になるような気がする反面、冷夏になるような機もします。さて、どうなりますか?(Y.A)

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