NPO法人 むさしの里山研究会は、NPO法人 ノアに合併吸収されました。

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NEW 寄居発 – 里山速報 No.13

Written by 管理人 on . Posted in 新着情報, 里山速報

目次

24年度総会の報告

今年度の総会を6月2日に行いました。23年度事業報告と決算報告、並びに24年度事業計画と予算案は承認されました。法人解散という案件につきましては、出席者が少なく審議出来ませんでしたので、次年度総会で審議することにしました。

ノアのレストランについては、来年2月末時点で赤字決算が見込まれるときには、来年度の運営は行わないことになりました。

カフェギャラリ-ノア3ヶ月の状況と今後について

4月にノアをレストランとしてリニュアルオ-プンしてから丸3ヶ月が経過しました。この間の状況を踏まえ、今後の運営についての考えをお伝えします。

収支の現状

5月~7月までの必要経費の経費実績は下表のとおりです。

この間は冷暖房がほとんどいりませんでしたので、冬季と夏季は光熱費がもっと掛かると思いますし(9月以降は電気料が値上げされます)、この表には火災保険料を含めていません。これらを考慮すると、月平均の必要経費額は32万円前後になると思います。1ヶ月20日営業するとして計算すると、1日あたり16千円の経費がかかることになります。

支出科目 5月合計 6月合計 7/27まで合計
電気代 9,461円 11,910円 12,155円
水道代 4,600円 4,557円 4,557円
ガス代 21,039円 26,030円 26,704円
電話代 2,154円 2,154円 2,205円
食材費 45,696円 91,696円 45,159円
消耗品費 5,376円 6,719円 5,264円
人件費 152,000円 176,000円 144,000円
支出合計 240,326円 319,066円 240,044円

一方、1ヶ月当たりのグッズ頒布を含めたレストラン収入は、

5月:124,150円
6月:260,000円
7月:139,780円(7月27日現在)

となっています。

これら収入と支出を1日当たりで換算して、収支状況を見ると下表のとおりとなります。
月による差がありますが、3ヶ月間を平均すると、1日当たりの採算ラインは15千円程度になるようですが、毎月このラインを下回り赤字になっています。

今後もこのままの状況で推移すると1日当たり約5千円、1年間で120万円の累積赤字が見込まれます。ちなみに、現在当会の資金は底を突き、目下30万円ほどの借金を抱えているのが実情です。

1日当たり収入 1日当たり支出 1日当たり赤字額
5月 6,392円 12,649円 6,257円
6月 11,818円 14,503円 2,685円
7月 7,749円 13,336円 5,587円
平均 9,128円 14,186円 4,843円

※収入にはグッズ頒布も含む・7月分は27日現在

目的の達成度

以上のような収支状況を見ると暗い気持ちになってしまいますが、そもそもレストランを立ち上げた目的は、人々の出会いの場、交流の場とすることにあります。その目的に照らすと、グッズ販売の協力者は大幅に増えましたし、食事後ゆっくりおしゃべりするお客さんも少なくありません。リピ-タ-や固定客も見られるようになりました。お客さんが少ないからこそ、ゆっくりおしゃべりでき、スタッフとの交流もできるというものです。

現状でも交流の場としての目的は概ね達成できていると考えます。さらに、耕作放棄農地を開墾して畑や水田に復元し、無農薬栽培をして生き物との共存を測り、農作物を食材として活用するというシナリオも、それなりに達成できていると言えるでしょう。

確認事項

概ね初期の目的は達成しているとはいえ、赤字では続きません。総会で約束したように年度末までに赤字が解消されなければ、来年3月を持ってレストラン部門は閉鎖ということになります。残り8ヶ月間さらに皆さまの支援と協力を仰ぎつつ、赤字解消に向けた努力が不可欠です。

今後の戦略を立てたるにあたって、以下のことを確認しておきます。

  1. ノアへの来客者の大半は昼食が目当て(昼食時間帯に集中する)
  2. 現在のスペ-スでは、12名で満席
  3. 現在のスタッフ体制では、1度に12名程度の対応が限度
  4. 1日当たりの客数は7名前後が多い

前述のように採算ラインは1日当たり15千円です。客単価を800円とすると、1日当たり19人の客があればOKということになります。しかし、客が昼に集中するので1度に19名も来ると、対応できませんし、コミュニティの場としての機能が果たせません。このことから、毎日あと2~3人くらい客が増えることが望ましいものの、客でごった返すような状況は好ましいことではないと考えます。黒字にするにはアルコ-ルをメニュ-に加えれば良いかもしれません。でも、私たちは世間にあるようなレストラン経営をしたくはありません。あくまで、私たちのレストランは交流、出会い、里山保全の場なのです

つまり、私たちに与えられたレストランはスペ-ス、人材、資金力、目的などから赤字になることのはやむを得ない面があると考えます。
開き直るようですが、赤字で閉店することが失敗でもなく、黒字が成功でもないのです

大切なことは、がっかりせず希望を持って1日、1日のお客さんとの出会いを大切にすることだと考えます。

今後の対策

とはいえ、赤字の縮小に向けた改善策は不可欠で、今後以下の対応策を講じたいと思います。

  1. 経費の節減(労働効率やサ-ビスの提供に支障をきたさない範囲で節減に努める)
  2. 会議、催しなど客が多くなる日を更に月に1~2回設ける
  3. 会員外の人々にもっと助けを求める
  4. 他の事業での収入増をめざす(毎月10万円確保が目標;現状は月6万円)
    1. 自然体験プログラム
    2. 里山グッズの頒布(桑粉末、米、じゃがいも、野菜、竹炭、竹酢液等)
    3. 里山グッズの販路拡大(固定客との契約販売、会員・知り合いへの購入依頼)

これまでの体験プログラムと頒布収入は下表のとおりです。

レストラン以外の収入(4月1日~7月20日)

  体験プログラム 委託グッズ頒布 里山グッズ 合 計
総収入 266,000円 120,250円 15,000円 401,250円
うち里山へ 212,800円 12,025円 15,000円 239,850円

今後はノアでバザ-などのイベントを開いたり、里山グッズのメニュ-を増やしたりして少しでも収入アップを図りたいと考えています。とくに農産物頒布に力を注ぎます。

このため、近々レストラン入り口のデッキに野菜販売コ-ナ-を設ますし、知り合いのセブンイレブンの店舗で野菜を売ってもらうことにします。また、桑粉末、コンニャク製造などの農産加工品の販売に向け準備中です。現状では不特定多数に売るのではなく、ノアのお客さん、会員、友人・知人など私たちに関わりのある方々を対象に販路を拡大する予定です。野菜を買うことにより、自然を守り、障害を持つ人々の雇用を生み出す、ひいては相互に助け合う地域社会を作っていく。その拠点としてノアを生かしていく。そんなことをめざし、残る8ヶ月チャレンジして行く覚悟です(新井 裕)。

8月~9月のイベント案内

『流しソ-メン』

期 日 8月1日(土)11時~12時30分
場 所 ノアの庭
参加費 無料
雨 天 中止
内 容 ノアの裏山で切り出した竹を使って、流しソ-メンを行います。余った竹でマイコップを作り、それでソ-メンを食べましょう!

『田んぼの草取りと生き物調べ』

期 日 8月11日(土)10時30分~12時&br;9月15日(土)9時~10時
場 所 田んぼ生き物公園(ノアに集合)
参加費 無料
雨 天 中止
内 容 田んぼに入って草をむしったり、田んぼにいる生き物探しを行います。
イネの葉先で目を突く恐れがありますので、ゴ-グルを着用して下さい。また長袖でないと、イネの葉で腕が傷つきます。熱中症対策もしっかりして下さい。
事前の申込みは不要です。

『食べられる木の実園作り』

期 日 9月15日(土)10時30分~12時
場 所 ノアの畑(ノアに集合)
参加費 無料
雨 天 中止
内 容 耕作放棄された畑を開墾し、各種の食べられる木の実を植え付けます、開墾作業はスタッフでやっておきますので、参加された皆さまには植え付け作業をお願いします。
実が付いたらノアでジュ-スやケ-キの素材にしたり、皆さまに摘み取り体験してもらう予定です。スコップ等準備の都合がありますので、参加される方は9月12日までに事務局かノアにお申し込み下さい。

『アカトンボ調べ』

期 日 9月22日(土)10時30分~12時
場 所 田んぼ生き物公園周辺(ノアに集合)
参加費 幼児以上500円、3歳以下無料
雨 天 中止
内 容 田んぼ周辺を散策しながら、アカトンボやバッタなどを採集し、名前調べなどを行います。各自採集用具を持ってきて下さい。申込みはワンダ-スク-ルの太田さんにお願いします。
上記の他に飛び入りのイベントなどもあります。この速報では間に合わないこともありますので、時々当会のホ-ムペ-ジをチェックして下さい。今年度実施した体験プログラムの様子もご覧頂けます。

『着物と遊ぼう』

期 日 8月10日(金)・12日(土)
場 所 ノアの2階
内 容 でも簡単に着物が着られることが体験できます。「プチ和装展」も行います。
無料ですので、ノア営業中にお気軽にお越し下さい。

ノア夏休みのお知らせ

ノアは8月15日(水)~8月19日(日)まで夏休みとなります。臨時休業することもありますので、ご来店の前にはお電話で営業の有無をご確認下さると無難です(048-584-5410)。

なお、臨時休業する場合は、ホ-ムペ-ジでお知らせします。

会費納入のお願い

前号で6月末までに今年度会費の納入がない場合は、退会扱いとさせて頂くことを記しました。しかし、そもそも会費を払ったのかどう、分からない方もいらっしゃると思います。そうした方に対し、一方的に退会にするのは失礼だと思いますし、資金難のおり少しでも会費収入を増やしたいところです。このため、今年度会費未納の方にのみ振込用紙を同封させて頂きました。引き続き今年度も会員として活動を支えて下れば有り難いです。

会費は次号速報発行前(9月末)までにお願いします(会費納入者のみに今後の速報をお送りします)。速報はホ-ムペ-ジにも掲載する予定ですので、退会されても当会の活動状況を知ることが出来ます。また、会員でなくても体験プログラム等の活動に参加できます。こうした状況から、会員のメリットはほとんどありません。

あくまで会員は活動の支援者、協力者としての位置づけになります。会員として作業やイベントに参加されなくても、会員の支えが私たちにとって大きな励ましとなっています。

新たな会員も随時募集中です。当会の活動をお知り合いの方にご紹介下されば幸いです。
それぞれが、無理のないやり方で活動を支える。その支えをバネとして活動を行う。当会はそのような団体です。

新しい会員の方々(5月20日~7月28日)

田野尚之様(鴻巣市)、齋藤誠人様(寄居町)

一般寄付をして下さった方々(5月20日~7月28日)

栗林菊夫様(板橋区)、鈴木詔一様(杉並区)、中村厚子様(本庄市)

ノア開店にご祝儀を下さった方々(5月20日~7月28日)

青葉善巳様(秩父市)

編集後記

暑中お見舞い申し上げます。

今年度3回目の速報をお送りします。今年は冷夏になるような気がしていましたが、幸か不幸か厳しい暑さが続いています。夏は暑い方が良いと思いつつ、猛暑日は勘弁ですね。

今年も7月中にツクツクボウシの声を聞きました。一昔前なら、ツクツクボウシは8月末に鳴き始め、その声を聞くと、夏休みが終わりが近付いた実感したものです。

最近寄居町では7月下旬の初鳴き普通になりました。1ヶ月も発鳴き日が早まったのも、猛暑のせいなのでしょうか?

次回は9月末の発行予定です。どうぞ、この暑さを健康で乗り切って下さい。子供達にとって、十分に自然体験できる楽しい夏休みとなりますように!(Y.A)

NPO法人 むさしの里山研究会

事務所: 埼玉県大里郡寄居町末野 1233-2
Tel-Fax: 048-581-4540 (新井)
E-Mail: tombo2@d1.dion.ne.jp
郵便振替: 00540-6-18599 むさしの里山研究会

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