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荒川における身近な生物を用いた自然環境評価手法の開発

調査研究の目的

荒川の源流から河口までの昆虫の生息状況を把握し、市民参加型河川管理(生物との共存河川管理部門)についての手法を明らかにするため、基礎的な資料を提供する。

本調査は3年計画で、初年度はトンボ、カゲロウ(水中生物の指標生物として)、バッタ科、チョウ(河川敷草原の指標生物として)について、各分類群について専門知識を有する者による調査を実施する。 2年目は、継続調査を行うとともに、専門知識を有しない市民による簡易な調査を行い、両者の整合性を検討する。 3年目は検討結果から修正を加えた手法により、再度専門家と市民との調査を実施し、それらの結果をもとに、市民自らの調査により河川環境を評価する手法を提案する。

初年度(2000年)の活動スケジュール

4~5月 調査地の選定(調査候補地は別記1を参照)。調査マニアルの作成。
5~6月 調査者を対象にした昆虫類の基本的な見分け方の講習会(翌年度実施予定の市民参加調査の予備を兼ねて)
7~10月 現地調査の実施(各調査地点につき、各月1回調査する)
11~12月 調査結果のとりまとめ
1月 報告書の原稿作成
2月 印刷
3月 報告書の完成→『里山の自然研究 第1号』

調査内容

各調査地点において、次の調査をおこなう。
河川敷の環境のチェック(環境写真の撮影を含む)
各昆虫類の生息状況の確認調査記録は、調査票に記入することにより、整理の効率化を図る(調査票案は別記2参照)。
調査時間は、各調査地点で2時間とする。調査方法は見つけどりやスイーピングによる (各分類群により一定の方法とする)。確認できた昆虫は、どの地点でも1種につき最低1ペアは採集して標本にすることがよいと思われるが、調査担当者に一任する。

植物調査

各調査ポイントにつき、3ヶ所を方形枠法により被覆率調査を行う。
枠は1m x 1の大きさとし(自作済)、種類別の記録と種類別(主な種のみ)を調査する。
また、これとは別に景観的に見た場合の優先群落種についても記録する。

水質調査

専用の取水タンクにより、なるべく岸辺から離れた流れのある部分の水を採取し、以下の
項目を調査する。
水温、流速、アンモニア態窒素、燐酸、COD、BOD、電気伝導度、pH、透明度、溶存酸素量、分析のうち、電気伝導度と溶存酸素量は測定器具により、COD、燐酸イオン、アンモニア態窒素はパックテストにより行うが、BODと透明度は水質分析会社に依頼する(水研クリエイト株式会社に依頼済み)。

2001年度の活動スケジュール

2000年度に引き続き、荒川にはどんな昆虫がいるのかを中流と下流を中心に調査していきます。

新規調査研究事業

多摩川水系の流水性サナエトンボ類の流下と遡上に関する研究

河川に生息するトンボの中には、卵は上流に産むのに、羽化は産卵場所から何十キロも離れた下流で行うものがあることがわかってきました。しかし、どんな種類のトンボがどのように産卵場所まで移動するのかよき分かっていません。そこで、どんなトンボが生息しているのか比較的よく分かっている多摩川を調査河川に選び、サナエトンボの」仲間を対象に調査を行います。

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